SOU WORKSに来たら間違いない!ってみんなに言いたい
障害福祉部門 リーダー 上地慧斗さん
理学療法士として高齢者福祉、児童福祉を経て障害福祉部門のリーダーに就任した上地慧斗さん。初めての障害福祉部門で、利用者様に少しでもSOU WORKSの“圧倒的な居心地の良さ”を感じて通っていただこうと奮闘する上地さんに、ライフデザインの就労継続支援B型事業所新ブランド・SOU WORKSの魅力を尋ねた。
30歳、「ここで勝負しておかないと」という危機感からリーダー選考会にチャレンジ
- このたび障害福祉部門のリーダー候補生から正式にリーダーに昇格されたそうですね。おめでとうございます。
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ありがとうございます。昨年10月にリーダー選考会を経てリーダーに選んでいただいて、それから8カ月ほどで昇格になりました。
- 上地さんはもともと高齢者福祉、児童福祉を経験されてきたそうですね。
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はい、僕は理学療法士なんですが、新卒のときは老人保健施設に就職してリハビリ業務をしていました。7年ほど高齢者福祉に携わった後、2024年1月にライフデザインの児童福祉部門に入社しました。
- どうして高齢者福祉から児童福祉に移られたんですか?
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理学療法士は働く場所によって必要な知識が異なります。高齢者福祉と児童福祉では必要な知識も実務でのアプローチの仕方も違うので、違う分野にいくことでキャリア面で成長できたらいいなと思いました。あとはシンプルに、根っこから子どもが好きで、子どものリハビリに興味があったので。
- 2024年1月に入社後、その年の夏に行われたリーダー選考会に参加されたんですね。
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自分から手を挙げました。もともとライフデザインの若い人がキラキラしている感じに惹かれて入社したんですが、実際入ってみても、若くてもやればやるだけ認めていただける環境が整っていました。リーダー選考会もそのひとつで、僕はちょうど30歳という節目で「ここで勝負しておかないと何者でもない、ダラダラ過ごす30代になりそうだ」という自分の中の危機感から挑戦しました。あとは、家計を支えるという意味でも収入面も魅力でした。
- そして見事、リーダー候補生に選ばれたんですね!
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リーダー選考会では、すごく意識の高い他事業所のスタッフと関わる機会が多くて、自分も負けられないなと思いました。いろんな課題に挑戦する中で「今までやったことなかったけど、挑戦したらできちゃった」というような、新しい自分に気づけるところもありました。リーダー候補生に選んでいただいてから、障害福祉部門を担当することになりました。
初めての障害福祉部門、利用者様に無理なく心地よく通ってもらうために奮闘中
- 初めての障害福祉部門ということですが、経験してきた高齢者福祉や児童福祉と違いは感じましたか?
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単純に福祉の制度的にも違いますが、実務面では利用者様との関わり方が違うと感じました。児童に対しては、やはり僕たち大人は保護者で、導いていく立場です。でも、就労支援の利用者様は成人で、いろいろな経験をされてきた方たちです。大人同士、きちんとした信頼関係を築くには言葉選びひとつをとってもデリケートになる部分はあります。
- 現在の仕事内容を教えてください。
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現場で利用者様の支援をするというよりは、担当役員の補佐として各事業所の課題に対するアクションプランを立てたり、その進捗を確認したりしています。
- アクションプランというと、具体的にはどんなことをしているのでしょうか?
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例えば、利用者様にできるだけしっかり通っていただくためにどうすればいいかなどを検討して、実際のアクションにつなげます。通い始めたものの、体調などでなかなか続けられない利用者様もいらっしゃいます。そういうときに、仮に「病院受診で休みます」と連絡をいただいたら、病院が終わる時間を確認して「短時間の利用でもこちらからお迎えにいきますよ」と迎えに行ったり。ほかにはお休みの連絡を電話でいただくようにして、精神面で落ち込んでいる利用者さんと少しでも話す機会をつくって相談に乗ったり。利用者様が無理なく居心地よく通い続けられるように、きめ細かいアプローチの方法を現場に展開したりしています。
- 利用者様の募集にも携わっていらっしゃるんですよね?
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はい、利用者様の募集はすごく難しさを感じているところです。いろんな反応を見ながら、何が望まれているのかを探りながらトライアンドエラーを繰り返してブラッシュアップしています。
SOU WORKSのアピールポイントは「圧倒的な居心地の良さ」
- 今回、ライフデザインの就労継続支援B型事業所がSOU WORKSブランドに生まれ変わりました。どういう意図があるのか教えてください。
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ライフデザインにはこれまでも児童発達支援、放課後等デイサービスなどの児童部門から就労支援、訪問介護まで幅広い事業がありましたが、それを改めて児童から成人まで一貫性を持ったサービスを提供するという意図でSOUブランドに統一しました。その中の就労継続支援B型事業所がSOU WORKSで、従来ある3事業所をSOU WORKSに統一しました。
- 3事業所の共通点と違いを教えてください。
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一番は圧倒的な居心地の良さ、それにT系というサービス内容としゃれなオフィスは3事業所に共通しています。その上で、3事業所にはそれぞれ特色があると思っています。SOU WORKSうるま兼箇段は女性スタッフが多くて、仲がよくて明るい事業所です。開放感のあるオフィス環境ともマッチしているなと感じています。SOU WORKSうるまシティプラザは落ち着いたカフェっぽい環境の中でスタッフも一体感があって、新しいことに積極的に取り組む印象です。SOU WORKS高原は管理者と若いスタッフの「いろんなことをやってみよう」という姿勢が強く見られて、これからに期待したい事業所です。
- 利用者様のインタビューでも居心地がいいという意見はたくさん聞かれましたが、どんなところに力を入れていますか?
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ひとつはスタッフとの距離感です。親しみやすさや相談しやすさですが、これはこだわって取り組んできたというより、SOU WORKSのスタッフが自然とそうだったというのが大きいとは思います。この親しみやすさは大切にしていきたいですね。あとは環境でしょうか。細かいところでいうとコーヒーマシンやソーダストリームなど喜んでいただけるアメニティをそろえているほか、全事業所に静養室も完備しています。落ち込んだときや体調がすぐれないときにしっかり休める場所があるというのは、利用者様にとって大事かなと思います。
3事業所すべてを見学&体験可能!自分に合った過ごし方を選んでほしい
- サービス内容としては3事業所ともIT系なんですね。
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はい、データ入力や動画編集など様々なことをやっています。就労継続支援B型事業所ではありますが、スキルアップにつながるところもSOU WORKSの魅力かなと思っています。
- やはり利用者様は「パソコンがやりたい」という方が多いのでしょうか?
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ITやWEBに興味がある方は多いです。ただ、今までそういうものに触れてこなかったから自信がないという方でもしっかりサポートできる体制はあるので、未経験の方でも安心して来てほしいなと思います。
- 今後の展開について、構想などはありますか?
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SOU WORKSには利用者様が生産活動で生み出したもので収入を得て、それを工賃に反映できるようなしくみがあるんですが、それをもっと活用していきたいです。クラウドソーシングの案件に応募したり、WEBと絡められるような取り組みができたらいいなと思っています。SOU WORKS高原で始めているような、利用者様がつくったものをWEB上で販売するような生産活動ももっと広げてきたいですね。
- 見学や体験は3事業所ともできますか?
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3事業所とも可能です。圧倒的な居心地の良さを感じてほしいと思いますが、3つの事業所を体験していただくことで自分に合った過ごし方も選べます。空間の違いや細かい作業内容の違いなど、実際に体験して選んでいただければと思います。
障害福祉部門を児童福祉部門と並ぶライフデザインの柱にしたい
- 上地さんご自身は、これからやりたいことはありますか?
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障害福祉部門にはまだ事業部長がいないので、事業部長を目指したいです。ここを狙えるのは俺しかいない!と思っています(笑)
- 事業部長になって実現したいことはありますか?
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ライフデザインの中では児童福祉部門が大きくて地域での認知度も高いので「ライフデザインの福祉サービスといえば児童部門」というようなイメージがあるんですが、そこを覆したいという野望はあります。まずは今ある事業所をしっかりと安定させる。それから新しい事業所を起ち上げていきたい。児童福祉部門が宜野湾市周辺にたくさんあるんですが、障害福祉部門もその地域で増やせたら、本当に「児童から成人まで」という一貫性あるサービスをもっと提供できると思っています。
- これからのSOU WORKSが楽しみですね。
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SOU WORKSを選んでもらったら間違いないですよって、大きな声で言いたいです。沖縄の福祉といえばライフデザイン、ライフデザインの就労支援といえばSOU WORKSって、みんなに知ってもらいたいです。
インタビューを終えて
障害福祉部門のリーダーとしてはまだスタートを切ったばかりの上地さんだが、利用者様やスタッフにとって少しでもよい事業にしたいという想いは強い。上地さんの言う通り、児童福祉部門に比べるとずいぶん後から始まった障害福祉部門だが、近い将来、事業部長になった上地さんの手でどんどんSOU WORKSが広がっていくと期待したい。